【富士】クライマックスは初っ端から【登山】
2010/08/01
夏の恒例行事となっている富士登山。
ここ数年Tと共に登ってるが今年はTの4コ下のAも行きたいという事なので、一緒に登る事にする。
このAも9年位前からの旧知な仲なので全くもって無問題。
初めて富士登山を経験するAは出発前から興奮しているので、Tが盛んにモチツケとなだめているw
初めての人が居るので今年は超余裕の時間設定で行くことに。
集合は先日夜9時w
出発は30分後。
東名から富士ICー西富士道路ーR139ーK180ーK152富士山スカイラインで富士宮口登山道入口を目指す。
土曜日の夜から日曜日の早朝に掛けては駐車場の争奪戦が必須。
故に早めに出て少しでも上の入口付近の駐車場を目指す!
順調に自動車を進め日付が変わる頃富士山スカイラインに入り、駆け上がること残り4Km。
光るニンジンを持った警備員が非常な告知。
『Uターンして道端に寄せて下さーい』だと?
既に4Kmもの道端に路駐している車が居るのか...orz
諦めて朝までふて寝を決め込む。
この間バスやタクシーが駆け上がって行くのに混じってかなりの台数の一般車両が駆け上がって行くのを寝ぼけ眼で目撃。
『コ レ ハ オ カ シ イ 』
明るく成る頃Tも感じていたらしく『上行ってみるか?』『行こう!』と意見が合致。
再びUターンして駆け上がると、路駐で一杯なはずの道端には歯抜けて数ヶ所駐車スペースがあった。
この時間になると前日から登った人がボチボチ帰ってくる時間に当たる。
一か八かで一番上まで行ってみることにするが、さすがに一番上はダメだったw
Uターンして下りつつ歯抜けた路駐スペースを探し、上から2km地点に無理やりねじ込んで駐車。
最初の地点から2km上に来たことになる。
これはデカイぞ!
ラジオ体操をして朝飯食ってボチボチ準備を始めようとすると、脇を一般車両がガンガン駆け上がって行く。
しかしそれらは降りてこない。
『ムムッまたもや駐車場が空き始めたのか?』
TもAも意見は同じ。
再びUターンして上の駐車場を目指す!
前回Uターンさせられた地点よりも更に上に行かせてくれた。
だがその先には既に同じ考えを持つ多数の自動車が渋滞を作っていた。
てっぺんは一方通行のロータリーに成っているのでなかなか抜け出せない。
諦めて先程の路駐スペースに戻ったところで既に誰かが停めているだろう。
つまり我々は駐車スペース争奪戦に敗北したのだ。
前に進まぬオデッセイのハンドルにうなだれ絶望感に苛まれている時ふと前を見ると、
夫婦と3人兄弟がこちらに向かって歩いている。
そして我がオデッセイ左前方の黒いアルファードの向かってキーレスを作動させ、正に今乗り込もうとして居るではないか!
ナビシートに座るTと顔を見合わせ『もしかして! T! アルファードが出るか聞いてこい』
Tが素早く聞いて戻ってくる。
・・・・ゴクリ
『・・・・どうだった?』
『ちょっと時間掛かるかもしれないけど出るって!!』
『よっしゃー!』とガッツポーズ!
我々の周りには一台たりとも空きスペースは無い。しかし超ラッキーな事に我々の左前方のアルファード一台だけがスペースを空けてくれたのだ!
今居る一台分前でも、後ろの位置でもダメだった絶妙な場所にたまたま停めていた事が我々を駐車スペース争奪戦の勝者に導いたのだ!
周りからの羨望の眼差しを浴びながら空きスペースにオデッセイを滑り込ませ静かにイグニッションをオフにする。
思わずT、Aとハイタッチし喜びに浸った。
それもそうだ。此処から数十メートル歩き階段を上ると売店、その前には富士宮口5合目登山道入口が有るのだ!
こんなに浮かれるのは大袈裟ではないかと思われるかもしれないが、最初に停めていた地点が4Km下、2回目に停めた地点が2km下だった事を思い出して欲しい。
登山を終えヘトヘトになって帰ってきても更に2km下、4Km下に歩いて行かなければ自動車に辿り着き帰り支度が出来ないのだ。
つまり往復4Km、8km余分に歩くことを回避したのである。
今回は本当にラッキーだった。
毎回起こるとは限らない幸運に頼ってばかりではいけない。
今後来るときは送って貰うなりの対策も視野に入れなければ。
本編は後ほど
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